カダルテラスのお知らせ

経営メンバー紹介①(株式会社カダルミライ 代表取締役・大清水吉典)

カダルテラス金田一のオープンを楽しみにお待ちいただいている皆様へ、(株)カダルミライ経営メンバー3名の参加経緯や本プロジェクトにかける想いを紹介いたします。初回は、弊社代表取締役・大清水吉典です。

【自己紹介とプロジェクトへの参加経緯】

日頃より、本プロジェクトへの多大なるご支援を賜りましてありがとうございます。(株)カダルミライ代表取締役の大清水です。

私はこのプロジェクトの舞台である金田一温泉郷に生まれ育ち、地元高校を卒業後に地元企業へ就職・勤務したのちに、現在に至ります。今ももちろん、家族とともに金田一温泉郷に暮らしています。

このプロジェクトに関わるきっかけとなったのは、2017年に二戸市主催で開催されたワークショップへの参加でした。この金田一温泉郷は、消防団活動をはじめとする地元組織の活動が盛んです。これまで本プロジェクトのFacebookページでも活動紹介をしてきました「金田一温泉活性化プラン実行委員会青年部」もまた、地域から自主的に生まれた組織の一つです。

この活性化プラン青年部の一員として、市の公民連携アドバイザーである岡崎正信さんの講演会、そして、その後に開催された「金田一温泉の未来を考える」ワークショップへ参加する中で、「金田一温泉郷のこれからを担う会社をつくり、事業という形で未来をつくっていく」ことの意義と必要性を強く感じました。そこから、金田一温泉郷の活性化を目的に掲げた会社を設立し、代表取締役に就かせていただきました。

旅館数が減り、人通りが減り…温泉郷の風景が少しずつ寂しくなっていく中、諦めずにひたむきに頑張る地元の方々の姿をひとりの地元民としてずっと見てきました。活性化プラン青年部という場で活動する中で、「自分も、地元を活性化するための力になりたい」という想いに至ったのは、自然なことでした。

ともに経営メンバーとなった他の取締役2人は、本業の旅館経営の傍ら、負担も大きいと思いますが、金田一温泉郷の未来のためにと真剣に頑張っています。信頼できるメンバーとともにプロジェクトを進められることに感謝しながら、まずは施設のオープンに向けて、私自身も気を引き締めて邁進していきます。

 

【金田一温泉郷のこれから】

まずは施設のオープンに向けて、と言いました。もちろん、カダルテラス金田一という施設を、民間自立の事業としてきちんと運営していくことが、達成しなければならない第一の目標です。しかし、このプロジェクトの目標は、「金田一温泉郷の活性化」にあります。

このプロジェクトが目指すこととして、当初より「地域に明かりを灯す」という表現を使ってきました。施設名と会社名に「カダル」とつけましたが、その名のとおり、人がかだれる(集まれる)場所をつくること、豊かな生活が営まれる場としての金田一温泉郷を守っていくこと…そんな未来をつくることが、私たちが果たすべきミッションであると考えています。

どの地域にも、「いま、この土地の時間を過ごしている。」と感じられる、その土地ならではの時間の流れのようなものが、必ずあると思っています。私は、生まれ育ったこの金田一という地域の、ゆっくりとした時間の流れが好きです。これはきっと、旅館業や農業といった営み、恵まれた自然環境、そして、人々の生活が日々そこにあるからこそ生み出されるものであるという実感を強く持っています。

もちろん、時代に合わせた変化は重要です。ですが何よりもまず、金田一温泉郷が確かに守り、受け継いできたものを大切にしたいです。カダルテラス金田一という新施設は、そのための核となる場所になるべきだと思いますし、きっとその役割を果たすことができると思っています。

かつて湯治場としての利用が盛んであった時代には、癒しを求める湯治客が1~2週間ほど滞在し、生活の場としての温泉郷の時間に浸りにきていたと聞いています。ライフスタイルの変化もあり、形として変わる部分はあるでしょうが、私がいまこの地に思い描く未来も、そこから大きく外れる事はありません。この地域を、日々の暮らしと生業が息づく場として守っていくこと、そして、時代に合った「癒し、くつろぎの場」をつくることが、これからの金田一温泉郷の価値につながっていくのだと考えます。この考え方だけは曲げることなく、着実にプロジェクトを進めていきます。

 

【新施設について、楽しみにしていること】

いちばん楽しみにしていることは、飲食部門が充実することです。

この地域は、米や銘柄肉、フルーツなど、本当に豊かな食材にあふれています。しかし、地元ではその食材の良さを楽しめる環境は少ないのが現状です。カダルテラス金田一では、素材の良さを実感できる、しかも、そこにちょっとひとひねりも加えたような料理を提供したいと考えています。そんな二戸の良さが詰まった料理を、温泉に入ったあとに味わう時間がとても楽しみです。

飲食部門は、日中から夜まで、提供メニューや演出を少しずつ変えながら運営することを考えています。「ゆっくりとした時間」が好きな自分にとって、楽しみなのはやはり夜の時間帯です。館内の飲食スペースからプールに灯りがゆらめく光景を眺めながら、まずはビールを一杯。そんな時間が過ごせることを心待ちにしながら、引き続き、頑張ってまいります。

今まさに新しいチャレンジへと飛び込んでいるところではありますが、今までの暮らし、家族との生活を、今まで以上に大切にしていきたいと考えています。家族が幸せなこと、自分自身が幸せに暮らせることへの感謝を日々感じながら、この地域がこれからもそんな幸せを感じることのできる場所であり続けられるよう、生活の手触りをしっかりと持ちながらこれからの未来を描いていきます。